代表理事より挨拶
~経歴~
飯田 智市(いいだ ともいち)プロフィール
1966年2月27日生
指導教科「体育」 主な指導部活動「野球部」
1989年~「松戸特別支援学校 教諭」
1995年~「松戸市立第一中学校 教諭」
野球部 県大会優勝/関東大会3位入賞
1997年~千葉県小中学校体育連盟 野球専門部役員選任
理事/強化部長/第一回選抜チーム監督
2003年~「松戸市立第四中学校 教諭」
野球部
県大会優勝/関東大会準優勝/全国大会ベスト8
2010年~「松戸市立松戸高等学校 教諭」
野球部 春季県大会ベスト4
2018年~「松戸市立第一中学校 教頭」
※2021年3月31日 離任
指導の中で子ども達にどのように伝えたら、運動が好きになり、技能・意欲が向上するかを研究。
この指導ノウハウと脳科学のコーチングを元に、各個人に合った運動や動作をコーディネートするプログラムを考案。
「一般社団法人CBS協会」を設立した飯田でございます。
私は32年間教員をし、その間ずっと運動部活動の指導をしてきました。その部活動が令和5年より部分的、段階的に民営化されます。
しかし、わたしは「企業」が直接参入することで部活動が子供たちや現場教員にとってより良い状態になることは、少々難しいと考えています。
学校における部活動は教育課程外の活動として位置づけられていますが、実態は【学校の生徒指導上の重要なバックボーン】になっているからです。
つまりは、部活動とは「単なる運動指導」「スポーツ技術の向上を目的とした活動」ではなく、【学校運営において、切っても切り 離せない、学校の運営基盤となっている活動】と言えます。
例えば、部活動指導の担当教員が生徒指導担当を兼ねていることや、部活動を頑張っている生徒が学校行事のリーダー的役割になっていること、部活動の生徒が学校生活の多くの場面で行事の準備、清掃などのボランティアを行い支えていることなど、挙げようと思えばきりがありません。
地域や学校、顧問の方針によってその差はありますが、その活動によって子どもと教員が「応援されるチーム作り」を目指して一緒に成長してきたことは事実です。 また、保護者にとっての部活動は、学校の様子や子どもの成長を知ることができる活動であり、学年を越えた保護者との子育てに関する情報交換の場でもあります。
そして、子どもたちにとっての部活動は【生活の一部であり、目標であり、 自分を発見し仲間と励み合うかけがいのない成長の場】であります。このように、子ども、保護者、学校(教員)の三者にとっての意義ある場としての部活動がお互いの成長に大きな影響を与えたことを、3000人を越える教え子やその保護者から数多く聞いています。もちろんその中には、閉鎖的な活動としての行き過ぎた指導や体罰の問題もあります。これらの学校での生徒指導と部活動がセットになった考え方から、スポーツの持つ個の人間的成長の追求へとスムーズに移行するために、地域や学校 の実情、子どもや保護者のニーズに合った地域(市)ごとのスポーツ活動クラブの設立、運営をサポートする組織を作りました。
教育現場に長くいた人間だからこそできる現状の中から未来へ向かって、子どもたちにとってより良いスポーツ活動ができる地域スポーツ活動を支援するための団体です。
代表理事 飯田智市